2017年12月3日日曜日

“それ”が見えたら… 。ホラー版 スタンド・バイ・ミー


こんばんは。ひとりです。

映画を見ました。「IT/イット“それ”が見えたら、終わり」。スティーヴン・キングの恐怖小説を映画化し、ホラージャンルにおける全米歴代興収記録を塗りかえた話題作です。


怖いピエロが少年たちを襲うホラー映画


原作はホラー小説の大家スティーヴン・キング。ホラー映画を見るのはいつ以来でしょうか。予告にもあるように、怖いピエロが少年たちを襲います。

見るものに恐怖を想像させるよりも、単純にびっくりさせる驚き映画として受け取りました。ピエロが急に現れるシーンや猛速度で近づいてくるシーンなど、次々と繰り出される恐怖シーンは工夫され、特殊効果もふんだんに用いられていますが、旧式のお化け屋敷的な驚かせ方をする印象です。


困難に立ち向かう子供たちの友情がテーマ


「スタンド・バイ・ミー」と同様に、子供から見た世界が丁寧に描かれています。ホラー版スタンド・バイ・ミーと言ってしまえばそれまでですが、困難に立ち向かう子供たちの友情がメインテーマです。

結局なにが描かれていたのかが曖昧なまま終わりました。それもそのはず、今回描かれたのは原作の前半部分のみで、町にかけられた呪いの謎などは明らかにされていません。登場人物の大人時代を描く続編の製作が既に決定しているようです。


凶悪なピエロ「ペニー・ワイズ」の素顔は


凶悪ピエロ演じるのはスウェーデン人俳優のビル・スカルスガルド(Bill Skarsgård)。ご本人のInstagramでは、その素顔も明らかに。映画に登場する子どもたちとの写真も公開されています。
@billskarsgard_

今宵の月は今年最接近、地球から約35万8千キロの距離に


こんばんは。ひとりです。

今年最も大きく見える満月が今夜、師走の夜空を照らしています。月には雲が掛かることはなく、その明るさも普段より一際です。



今宵の月は今年最も近く、地球から約35万8千キロの距離に


目に見える月の大きさは、地球から近いと大きく明るく、遠いと小さくなります。楕円の軌道で地球を回り、その距離はおよそ35万~40万キロの間で変化します。今宵の月は約35万8千キロで、今年最も地球に近づいています。

国立天文台によると、6月9日の見かけ上で今年最小だった満月と比べて約14%大きく、約30%も明るいといいます。ただ同じ夜空に月を2つ並べて比較することはできないので、大きさや明るさを実感することは難しいですね。

ちなみに地球から月までの距離は、最接近時で約35万6500キロ。最も離れている時は約40万6700キロになり、その差は5万キロにも及びます。この距離は地球約4つ分の距離にあたります。地球から月までの距離の違いで、月の大きさが違って見える理屈が分かりますね。


スーパームーンは占星術師が使い出し、NASAが広めた


スーパームーンは1970年代、地球に近づく満月と新月を海外の占星術師がそう呼び始めたといいます。米航空宇宙局(NASA)が2011年頃に取り上げ始めて一気に広がりました。そういえば私が学生の頃には、スーパームーンという呼び名は聞いたことがありませんでしたね。

スーパームーンは大きく、明るい満月のイメージがありますが、はっきりとした定義はないそうです。地球と月が最接近した時の満月を指すこともあれば、もっと幅広く1年で最も大きな満月を指す時に使うこともあります。


地平線近くの月は、なぜ大きく見える ?


午後5時過ぎには辺りは暗くなり始め、白銀からオレンジ色に変わり始めた月が姿を現していました。地平線近くの月は、夜空の月と比べてその大きさに驚くことがあります。これは「月の錯視」と呼ばれる現象で、目の錯覚から地平線近くにある月が特に大きく感じられます。

その理由ははっきりせず、手前に木々や建物が見えることで奥にある月を大きく感じるという説や、人間は水平方向から頭を上げるに従ってものを小さく感じるようになるという説まであります。


スーパームーンの他にストロベリームーンやブルームーンも


スーパームーンは、占星術に起源を持つと先に書きましたが、ストロベリームーンはアメリカの農事暦で使われる名前です。またブルームーンは、1カ月のうちに、2回満月がある場合の2回目を指すそうで、来年2018年1月と3月に見られそうです。

ブルームーンは本来、実際に月が青く見える現象で、火山の噴火や隕石の落下時に発生するガスや塵などがもとで起こったもの。こうした現象は珍しく、北米では「once in a blue moon(ごくまれに、めったに…ない)」と、慣用句として使われています。

次の満月は2018年1月2日。来年中で地球に最も近く、最大の満月になりそうです。その次の1月31日のブルームーン(同月に見られる2回目の満月)は、月が地球の影に隠れる皆既月食が全国で観察できます。楽しみですね。

2017年12月1日金曜日

IRセミナーに参加。約3%上昇した翌日株価との関連は


こんにちは。ひとりです。

ある会社の投資家向けIRセミナーに昨日、参加しました。IR(Investor Relations)とは、投資家向け広報活動のことです。企業の公式サイト上にある情報や四季報、株式サイトなどよりもさらに踏み込んだ情報を公開し、企業と株主間の理解を深めるのが目的といわれています。


IRセミナーに初めて参加


企業側の出席者は社長を始め、外部役員と経理部長の3名です。平日の14時開催とあっても、200名ほど収容できる部屋は満室でした。参加した方は世辞にも若くなく、私の祖父や祖母と同じ年齢の方々ばかり。部屋を見回してみると、もしかして私が1番若いのではと思えるほどです。例えばこれが週末の開催だったら参加者の年齢構成に変化はあったでしょうか。

週末の開催でも参加者の構成に変化はなかったと思います。なぜなら複数の企業が参加するものではなく1社参加のIRセミナーだったこと、またその企業は一般的な知名度が低く、個人に対して商品やサービスを提供する企業ではないためです。とはいえ私はこの企業の株を半年ほど、投資額比率の50%超を保有しています。

今回の企業に限らずIRセミナーには初めて参加しました。その上でIRセミナーは、投資可否を判断するのに有効な情報源の1つだと感じました。もちろん発信される情報が事実であることが前提ですが。


約3%、セミナー翌日の株価が上昇


今回のIRセミナーは上記の通り投資判断に有効な情報が発信されました。業績見通しは現在公表されているマイナス面の情報を否定した上で、最新のプラス面の情報が社長の口から聞けました。

関連の有無は分かりませんが、IRセミナー翌日の今日、当の株価は約3%の上昇で終えました。日経平均株価が0.41%の上昇止まりなのと比較しても、大きく値上がりしています。情報はどこからどこへ流れるかは分かりませんが、評価されたということでしょうか。

機会があればまた別の企業のIRセミナーに参加したいと思います。投資関連のセミナーやイベントに今年から積極的に参加するようになりました。それまでは新聞や雑誌の情報に上手く乗れたり、振り回されたりとありましたが、セミナーやイベントに参加するようになって、情報の咀嚼が徐々にできるようになったと感じています。

2017年11月30日木曜日

ディベート(討論)とダイアローグ(対話)の違いは


こんにちは。ひとりです。

ビジネス交流会に一昨日、参加しました。ダイアローグ(dialogue)という対話を取り入れたもので、交流会の主催者は中小企業診断士らが組織する有限責任事業組合(LLP)です。


アイデアの解放が適うダイアローグ


ダイアローグは、相手の意見を尊重しつつ自分の意見との違いを認識して相互理解を深めることが目的の1つです。そこに意見の統一や、物事の判断、決定は必要ありません。

仕事では普段、実現の可否を念頭に考えることが多く、今回のダイアローグにおいてはその制限を取っ払った、まさにアイデアの解放が適う有意義な取り組みだったと思います。

ただ普段から周囲に興味を持ち、考える癖をつけておかないと、いざアイデアを解放する段になっても何も飛び出さないことがありますが…。


意見することや提案よりも共感がもたらすものは


私は相手に共感することが著しく苦手です。共感するより先に、現状よりも良くなるように意見することや提案することのほうが、相手のためになるのではと考えてしまうからです。それも間違いではないのでしょうが、相手からすれば自分の立場を分かってほしい、まさに共感してほしいと思っているようです。相手は別に、他人に解決策を求めていないということでしょう。

今回のダイアローグは、まさに共感するための訓練にもなりました。そもそも共感することに訓練が必要かと問われますが、残念ながら私にとっては訓練して身につけなければどうにも仕様がないようです。

共感することは、問題を抱えている場合の解決には至りませんが、解決策を提示する以上に相手に安心と信頼をもたらすことがあります。

対話するということは、相手を認めるということ、つまり共感するということです。そこからビジネスが、人間関係が始まります。


※ 追記(2018/2/22)

鷲田清一さんの連載が毎日、朝日新聞の1ページ目に載っています。「折々のことば」として気に留まった言葉を紹介されています。そこにディベートとダイアローグの違いが分かりやすく紹介されています。

ディベートは、話す前と後で考えが変わったほうが負け。ダイアローグは、話す前と後で考えが変わっていなければ意味がない。(平田オリザ)

ディベート(討論)とダイアローグ(対話)の違いについて訊ねたとき、劇作家から即座に返ってきた答え。対話は、共通の足場をもたない者のあいだで試みられる。呼びかけと応えの愉しい交換であり、吐露と聴取の控えめな交換であり、埋まらない溝を思い知らされたあとの沈黙の交換でもある。討論よりおそらくはるかに難しい。

折々のことば:1027
朝日新聞 2018年2月2

2017年11月29日水曜日

読みたいわけで、持ちたいわけではない。私の読書事情


こんにちは。ひとりです。

私は本や雑誌をよく買います。本、特に小説を読むのは1度きりがほとんどで、きれいな状態のものが押し入れに並んでいます。雑誌は一方で何度も見返し、見返すたびに違う記事や写真が目に止まります。お風呂に持ち込むこともあり、雑誌のページが湿気で波打っているものもあります。


買った本や雑誌が増えてきたら


本や雑誌は学生時代から好きでよく買っていました。1冊は薄くても、冊数が増えると場所を取ります。段ボール箱にして7箱ほど、社会人になるのを前に本の買い取りを依頼したことがあります。買い取り額は2、3万円ほどで、引き取ってもらった冊数と照らし合わせると少額だった印象があります。もう1度読んでみようかと思う本も今考えるとありますが、それも手元にないからこそ思うこと。いざ手元にあっても手に取ることがないのが実情でしょう。


読んでから気がつくことも


単行本で買ったものを先日、文庫本で買いました。買ったというよりも、買ってしまったという方が正しいでしょうか。単行本は既に手元になく、発売された文庫本を読み出してから物語の記憶が蘇ってきました。あ、これ読んだことがあると。本棚や押し入れの本を確認してからこれまでは買っていましたが、冊数が増える前に手放すようになってからは確認の仕様がありません。今のところ雑誌のバックナンバー1冊、文庫本1冊が重複買いとなっています。もちろん興味があって買ったので、もう1度読み直すことは吝かではありませんし、文庫本に限っては単行本から一部書き直しされている個所や著者のあとがき、書評が巻末に付け加えられている場合もあります。


読みたいわけで、持ちたいわけではない


結局のところ、私は本や雑誌を読みたいわけで、持ちたいわけではありません。所有すること、コレクションすることに喜びを感じることもありますが、本に限って、特によく読む小説に限っては所有欲がありません。だったら図書館を利用すれば良いのではと思い浮かびますが学生時代以降、さっぱり図書館で本を借りることがなくなりました。学生の頃はあれだけ本を借りていたのに。

やはり読みたい時が1番の読み時です。興味があるうちに手に取りたい、そう思ったら図書館よりも買うのが1番だったということです。また借りて返すという工程が、横着ながら面倒と感じてしまいます。これも気持ちに余裕がないところからきているのでしょうか。まずは、図書館の貸出カードを作ることからですね。この地域に引っ越してから約6年。図書館で勉強し始めてから約2年。未だに図書館の貸出カードを作っていません。


電子書籍という選択肢も


Amazon Kindleに最近興味があります。本を読むだけに特化した電子書籍リーダーでありながら、価格の高さが気になるところです。購入した場合の使い方を現在、頭のなかで膨らませています。それに納得できれば購入に踏み切りたいと思います。頃合いよく12月8日から11日まで、セールが開催されそうです。最新 Kindleはセールの対象になりますかね ……。

私の狙い所は、「Kindle Oasis」32GB、Wi-Fi、キャンペーン情報なしのモデルです。税込み価格は何と¥42,098。「Fire HD 10タブレット」32GBの税込み価格 ¥20,498の2倍の値です。この価格差はどの仕様の違いからくるのでしょう。

・「Kindle Oasis」32GB、Wi-Fi、キャンペーン情報なし
税込み価格¥42,098

他の仕様や機種を候補に挙げるならこの様に
「Kindle Oasis」8GB、Wi-Fi、キャンペーン情報なし
税込み価格 ¥ 38,858

「Kindle Voyage」4GB、Wi-Fi、キャンペーン情報なし
税込み価格 ¥ 28,058

下手に他社の電子書籍リーダーに手を出そうものなら、その使い勝手の悪さから見向きもしなくなるか、もしくは Kindleの購入し直しになりそうです。買うなら最初から、長く使える良いものを選びたいです。

私が映画鑑賞に使っているiPadは、2011年に発売された「2」で、買ってから約6年が経ちます。最新OSへのアップデートは制限されていますが、映画鑑賞用には問題ありません。日々消耗される電化商品とはいえ機能面、デザイン面で長く使えるものは良い商品です。