2019年5月16日木曜日

インデックス・ファンドの父。バンガード創立 ボーグルの生涯


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は16日、前日比125円58銭(0.59%)安の2万1062円98銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -0.24%です。

昨日、一昨日の下落幅と比べると今日の持ち株は落ち着きを取り戻しています。急落した株価が半値を戻すのはいつになることやら。

相場格言のひとつに「半値戻しは全値戻し」があります。

急落した株価が反転し、その値を半分まで戻せば元値回復までもう少しという意味で使われることが多いです。また一方では、値が半分まで戻ったので、これ以上欲を出さずに損切りしたほうが良いという意味もあります。

私は前者の意味で捉えています。ただ元値に色がついた程度が限度で、昨年末からの値動きを見る限り、それ以上は同銘柄には期待しにくいです。

日本市場よりもやはり、海外市場に目を向けるべきでしょうか。


インデックス・ファンドの父 ジョン・ボーグルの生涯


ジョン・ボーグルの生涯がSBI証券の外国株式ページで紹介されています。

・「インデックス・ファンドの父」、バンガード創立者 ジョン・ボーグルの生涯 | SBI証券

「バンガード」を意識したのは米国ETFに投資するようになった昨年からです。それまでは例えば、セゾン投信の「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」が身近でしたが、あくまで商品名としか捉えていませんでした。

・セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド | 積立投資・つみたてNISA(積立NISA)ならセゾン投信

全5回の予定で、現在は2回目まで公開されています。そこにはジョン・ボーグルの生い立ちと資産運用業界に入るまでの道のり、S&P500ファンドの誕生が紹介されています。

またこちらにも功績と人生がまとめられています。

・バンガード創業者 ジョン・ボーグル、その功績と人生 - 東証マネ部!

坂の途中の家。裁判員の辞退率は年々増。67%と半数を超える


こんにちは。ひとりです。

私はWOWOWのオリジナルドラマが好きでよく見ています。「坂の途中の家」が現在、柴咲コウさん主演で放送されています。

(C)1996-2019 WOWOW INC.

・坂の途中の家|連続ドラマW |WOWOW

原作は角田光代さんの同名小説です。

最愛の娘を殺した母親は、私かもしれない。 
刑事裁判の補充裁判員になった里沙子は、子どもを殺した母親をめぐる証言にふれるうち、いつしか彼女の境遇にみずからを重ねていくのだった―。 
社会を震撼させた乳幼児の虐待死事件と<家族>であることの光と闇に迫る心理サスペンス

ドラマでは家族の姿とともに裁判員制度にも焦点があたっています。


裁判員の辞退率は67%と半数を超える


裁判員制度が日本に導入されたのはおよそ10年前。

裁判員の候補になると、裁判所から呼出状が届くそうです。裁判員には出頭義務が課され、辞退が認められるのは70歳以上の人や学生など特定の一部のみ。正当な理由なく欠席した候補者には10万円以下の過料が科される場合もありますが、適用された例はありません。

審議は2週間前後に及び、もちろんその期間は会社や仕事を休まないといけません。辞退率は、53%(2009年)から67%(2019年)と年々増えており、参加する損得勘定が優先されているのが現状です。

私は裁判員制度にも選ばれたことがなく、裁判を傍聴したこともありません。時間にも気持ちにも余裕があればぜひ傍聴してみたいものです。


私の持ち株の1つは4月、5月で約32%も下げています。今日もその流れは止まりそうにありません。

2019年5月15日水曜日

今日も6%弱の下落。不祥事の真偽、捜査の進捗、企業体制は


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は15日、前日比121円33銭(0.58%)高の2万1188円56銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、前日比 -2.46%です。

昨日に引き続き今日も、持ち株の1つが6%弱と大きく下げています。もちろん年初来安値を更新です。

株価下落の要因は明快で、世間一般では良しとされていない行為を繰り返し行ったためです。この件に関して、同社からの真偽、捜査の進捗状況、経営体制の今後についての発表はなく、その点も株主心理を逆なでする要因でしょう。

捜査途中で状況が公表できないなら、その旨を発信する方が良いです。

日産自動車(7201)や武田薬品工業(4502)の今日の株価も大概ですが、同社の株価も負けていません。


本を読み終えました。

  • 犯罪小説集(吉田修一 著)
  • 愛なき世界(三浦しをん 著)







ESGに注目。IR評価が高いほど、株価の下落は白けて見える


こんにちは。ひとりです。

持ち株の1つが昨日、企業の不祥事で10%超の下げを被ってしまいました。同銘柄は今日も下げが続いています。その下げ幅は、昨日、今日と合わせると、20%近くになりそうです。

ここにきてESG投資の重要性を認識します。なかでも「G」のガバナンスの重要性です。

ガバナンスを言い換えれば、企業統治、危機管理・不祥事対応、もっとつき詰めると不祥事を起こさない体制作りです。


IR活動への評価が高いほど、株価の下落は白けて見える


企業のESGへの取り組みを知る方法の一つにIRがあります。

先の会社のIRは、IR優良企業賞の奨励賞を受賞するほど評価が高いです。

経営トップがリーダーシップを発揮し、投資家やアナリストとの対話に積極的。再上場する過程で経営が大きく改善し、それに伴いIR活動のレベルも向上した。 
IR部門の説明力には定評があり、情報開示も迅速。一般的にわかりにくいとされるサービス業の中で、長期の経営ビジョンを目標値とともに語り、業績や経営戦略の進捗を測る数値とも整合性がある。 
活発な介護事業のM&Aについても、説明が丁寧。全体的にIR活動のバランスがよい。(一般社団法人 日本IR協会)

不祥事が要因で無残にも下落した株価を見ると、IR活動への評価が高ければ高いほど、白けてしまいます。口と行動が伴っていなかったのだと。

ウェブサイトの経営ビジョンにはまだ、「コンプライアンスを重んじ」と恥ずかしげもなく掲げられています。よくよく見ると、意味のない“空気コピー”が乱用されています。

  • 新しい
  • 始まる
  • 未来
  • 地域社会
  • 貢献
  • 自分らしい
  • ワークライフバランス
  • やさしさ
  • 安心

具体性のない「ビジョン」は言葉の通り、「幻影」です。


・ESG投資 - 大和総研グループ
資金の流れに影響を及ぼす要因として、投資収益率など経済的要因だけでなく、ESG(環境・社会・ガバナンス)要因の存在感が増しています。投資家から投資先企業に至るインベストメントチェーンの観点からESGを捉えます。


本を今、読んでいます。
  • 社長! カネ回りをよくしたければ銀行の言いなりはやめなさい
  • 「儲かる会社」の財務諸表 48の実例で身につく経営力・会計力
  • そして、バトンは渡された




2019年5月14日火曜日

前日比-6%超。大きな含み損を抱えた時は、遠く離れて読書を


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は14日、前日比124円5銭 (0.59%)安の2万1067円23銭でした。私の持ち株は、前日比 -6.15%です。

持ち株の一つが談合を繰り返したとして、公正取引委員会から独占禁止法違反の容疑をかけられました。それに反応した株価は、終値で前日比 11%超の下落です。

同銘柄へは、ある外資系証券会社が今年に入り、空売りを繰り返していました。空売りは株価が近い将来に下落すると見越してするもので、高値にある時に売っておいて、下落して安くなったところを買い戻します。

株価が下落する理由もなく空売りを繰り返す業者はなく、何かしらの根拠があったのでしょう。個人投資家には掴めない情報は、いつの時代にも出回っているものです。


大きな含み損を抱えた時は、離れて読書を


大きな含み損を今回の件では抱えてしまいました。株式取引を始めてから一番大きな含み損です。一方で、まあこんなことも投資を長く続けていれば遭遇するさと、気持ちは穏やかです。あくまで余裕資金ですから。

含み損でパンパンの銘柄は、現物保有株なので上がるまで見ないふりを続けます。直視できるのはいつになることやら。今年の株式取引は半年を経て、どうも走りきれません。

こんな時には、株式取引から離れて読書をするに限ります。

・うまくいく事業承継(五十嵐明彦、高橋知寿、梅澤雅貴 著)


・投資の大原則[第2版]人生を豊かにするためのヒント(バートン・マルキール 、チャールズ・エリス 著)


・大学4年間の会計学見るだけノート(小宮一慶 著)


図書館は便利です。定期的に新着本も確認できます。