2019年4月14日日曜日

ヴェリタス最新号。中企士は私の生活と経済とつながっている


こんばんは。ひとりです。

日経ヴェリタス最新号(579号)の特集は、「値上げの壁 越える」です。

その紙面には市場の寡占度合いを示す「ハーフィンダール・ハーシュマン指数(HHI)」や「プライスリーダー」、「エブリデー・ロー・プライス(EDLP)」といった中小企業診断士試験に頻出の用語が満載です。

中小企業診断士は紙面上の課題に向き合うのではなく、私の生活と経済とつながっていることを実感します。


なかなか暮れない夏の夕暮れ


図書館で今日、本を借りてきました。

  • 経済学講義(飯田 泰之 著)
  • ビジネス常識としての法律<第2版>(堀 龍兒、淵邊 善彦 著)
  • 楽しく学べる「知財」入門(稲穂 健市 著)
  • なるほど図解特許法のしくみ<第4版>(奥田 百子 著)

  • なかなか暮れない夏の夕暮れ(江國 香織 著)
日が暮れるころのことを夕暮れというのだから〈なかなか暮れない〉というのは不思議なタイトルだ。けれども、主人公の稔について知れば知るほどぴったりに思えてくる。 
彼は親の遺産で暮らし、子供のような服を着て、本ばかり読んでいる。行動範囲は狭く、女性に対して消極的なのに、なぜか女の出入りが激しい。 
五十という年齢を考えれば人生の黄昏時にさしかかっているはずだが、なかなか暮れない男なのだ。

江國さんの小説は久し振りです。

人材難と人手不足は別の問題。サービス業の倒産が3年連続増


おはようございます。ひとりです。

サービス業の倒産件数が3年連続増加と、今朝の日経MJで紹介されています。

全体の倒産件数が3%減(2017年度比)にあって、飲食や介護サービス業の倒産が人手不足を要因に急増しているようです。

人件費を増やして人材確保に躍起になっていますが、一方で売上高が増えずに収益を圧迫するケースが目立ちます。

また人手不足の影響を受けやすい小規模事業者の倒産が増えていることも特徴です。5人未満の事業者の倒産件数は約6,000件(倒産件数全体の約74%)で、5〜9人の事業者を含めるとその割合は9割弱に達します。

一方で疑問が。本当に人手が不足しているのでしょうか。人材難と人手不足はまた別の問題で、それらをひとまとめにして「人手不足」と表現していることに違和感を覚えます。

人手はあるが、事業者が求めている能力と応募してくる人の能力に開きがあることにはあまり触れられていません。

2019年4月13日土曜日

日経平均の“いびつな反発”。昨年12月の下落時と様子が酷似


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の4月に入ってからの上昇は、目をみはるものがあります。その市場の流れを読み取れなかった私は、オプション取引で損失を出してしまいました。

さらに持ち株の評価損益比率は、日経平均株価の上昇に反して下落を続け、今年2月ごろの評価損益に逆戻りです。

昨年12月にこんな内容を投稿しました。

2018/12/17 23:16
“いびつな反発”。日経平均は上昇するも、下落銘柄が多く

“いびつな反発”と表現したこの約1週間後に大きく相場が崩れています。昨年末とは環境が異なりますが、日経平均株価は上昇するが、全面高とはいかない“いびつな反発”は似ています。昨年末同様に、近い内に大きな崩れがくるのでしょうか。

「ミッテランの帽子」。携帯もネットもない時代のおとぎ話


こんばんは。ひとりです。

本を図書館で借りてきました。

  • シアワセなお金の使い方 ― 新しい家庭科勉強法2(南野 忠晴 著)
  • 大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる(出口 剛司 著)

  • ミッテランの帽子(アントワーヌ・ローラン 著、吉田 洋之 訳)
舞台は1980年代。時の大統領ミッテランがブラッスリーに置き忘れた帽子は、持ち主が変わるたびに彼らの人生に幸運をもたらしてゆく。 
うだつの上がらない会計士、不倫を断ち切れない女、スランプ中の天才調香師、退屈なブルジョワ男。 
まだ携帯もインターネットもなく、フランスが最も輝いていた時代の、洒脱な大人のおとぎ話。

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早速読みたいと思います。

運用損益はトータルで管理。増えたんだからいいんじゃない!?


こんにちは。ひとりです。

私は資産運用の損益はまとめて考えるようにしています。

例えば個別株式や投資信託、オプション取引の損益などがそうです。意識しないとつい損失を出した同じ取引で、その損失を穴埋めしたくなります。

株式取引や投資信託の譲渡損益と、オプション取引の損益は税制が異なるため、特にそう考えてしまうのかもしれません。

ある夫婦の話では、夫の方は例えば、オプション取引で損失を出したことに意識を向けがちでしたが、妻の方は資産運用トータルで資産が増えたかどうかを見ていました。資産が増えたんだからいいんじゃない!?、と。

その通りで、俯瞰でものを見る、考えることが大切です