2021年4月1日木曜日

健保組合にも影が。大阪既製服健康保険組合がコロナ禍で解散


こんにちは。ひとりです。

大阪既製服健康保険組合が4月1日で解散します。新型コロナウイルスの感染拡大で経営が厳しくなった加入企業からの保険料収入が減少し、財政が悪化したためです。健康保険組合連合会によると、新型コロナの影響で健康保険組合が解散するのは初めてです。

大阪既製服健康保険組合はアパレルの製造、販売会社で作られたものです。健康保険組合を同業やグループ企業で作る場合は3000人以上、単一企業で作る場合は700人以上の被保険者が設立時に必要となります。

健康保険組合数は2019年時点で1388組合。従業員とその家族を中心に、約3000万人が加入しています。従業員と勤務先が毎月支払う健康保険料をもとに保険給付や健康診断などの保健事業を担っています。

働き方が見直され、目に見えて下降した業界の一つがアパレルです。在宅勤務の機会が増え、服が売れなくなったのがその理由です。ただ、服は毎日着るもので、いくら在宅勤務だからといっても必要なもの。つまり服を選ぶ基準がこれまでと変わったということです。

私は昨年、服を買いませんでした。気に入った数着を、洗濯して着回しています。今後もそれで良いと思います。