2021年5月18日火曜日

帝国データバンク。1463件の会社はコロナ禍でこうして潰れた


こんばんは。ひとりです。

帝国データバンクという会社があります。国内最大の企業情報データベースを保有する、1900年創業の民間信用調査会社です。同社が発表する全国企業倒産集計はコロナ禍にあって、改めて注目されています。

政府の助成金で延命された“危ない企業”はこの1年で何万社あったでしょうか。コロナの収束とともに、危ない会社が潰れない無倒産時代は終わりを告げます。

新型コロナウイルス関連倒産(法人および個人事業主)は5月18日16時現在、全国に1463件判明しています。その業種別上位は「飲食店」(241件)、「建設・工事業」(136件)、「ホテル・旅館」(88件)、「アパレル小売」(74件)、「食品卸」(68件)です。 

  • 飲食店(241件)
  • 建設・工事業(136件)
  • ホテル・旅館(88件)
  • アパレル小売(74件)
  • 食品卸(68件)

2021/5/18

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倒産の上位に飲食店があがっていますが、個人経営の飲食店(家賃なし、従業員は家族のみ)の場合、補助金、助成金が平時の売上を上回るコロナバブルをもたらしていることも少なくありません。

2021年5月17日月曜日

最近の若者は、最近の年寄りは。いずれも他人が許せない


おはようございます。ひとりです。

澄んだ水辺では淡い光を放つ蛍の姿がそろそろ見られるころです。蛍前線は5月中旬には九州南部と四国、下旬から6月上旬には九州北部から近畿、東海、関東へ。6月下旬に北陸に達すると、下旬から7月にかけて東北へと日本列島を北上します。


端から人は他人を許せないもの


コロナ禍にあって、他人の言動が問題視されます。

ドラッグストアにマスクを求めて列をなした老人と、レジ担当者に横柄な態度をとる老人。路上やコンビニ前、公園で酒盛りを繰り返す若者。外出自粛にあって老人が自宅で体操をすれば、騒音の苦情を階下から投げつける老人。コロナに感染してもすぐ治ると対策、緊張感を欠く若者。散歩に出れば道路の真ん中を我が物顔で闊歩する老人。屋外だから安全と、複数家族で公園やキャンプに出かけて大声で飲み食いを楽しむ若者。小型犬だから人に噛みつかないとリード(紐)をつけずに散歩させる老人。

これらはあくまで個人の言動が問題なのであって、最近の若者は、最近の老人はと、年代で一括りにはできません。共通するところは他人の配慮に欠けた言動が許せないということでしょうか。

一方で客観視すると、自分がそのような言動をとっていないとはいいきれないのも現実です。つまり他人に厳しく、自分に甘く。これがコロナ禍にあって表出しただけとも言えます。端から人は他人が許せないものです。

2021年5月15日土曜日

重症化、死亡する20代、30代も。都合の良い考えは通じない


こんばんは。ひとりです。

新型コロナウイルスに感染して重症化、死亡するのはこれまで、高齢者もしくは基礎疾患のある人だけだと自分の都合の良いように捉えていましたが、そうは言っていられないようです。ここ数日で20歳代、30歳代の重症化、死亡事例が報道されるようになりました。

2021年5月12日
京都市は12日、市内在住の20代男性が、新型コロナウイルス感染症の肺炎とみられる症状で自宅で死亡したと発表した。 
男性に基礎疾患はなかったという。男性は飲食業で1人暮らし。陽性確認後に入院を希望したが、入院できないまま自宅療養中だった。

2021年5月14日
「コロナはひと事。自分はかからないと思っていました」。東京に住む20代の女性は、ことし4月、新型コロナウイルスに感染していることが分かりました。 
経験したことのない嗅覚と味覚の異常。家族や友人に感染させていないかという不安。「コロナは決してひと事ではない」。女性からのメッセージです。

自宅マンションで住人同士がすれ違う際は、互いを警戒してまるで不審者を見るかのように、これまでにない緊張感を感じます。この雰囲気はおそらく、1年や2年では戻らないでしょう。

2021年5月14日金曜日

米国ETF。ここ3ヶ月の値動きは、分散投資が効いている証拠


こんばんは。ひとりです。

米国株は3日間、下落が続きました。私はETFに投資しており個別株ほどの値下がりはありませんでした。株価は上がり続けるものというここ数ヶ月の雰囲気に慣れていたせいもあって、このまま下落が続くのではと焦りを感じたことも事実です。

体感で株価を判断するのではなく、きちんと数字を確認します。保有するETFのここ3ヶ月間の騰落率を調べました。ここまでぱっとしなかったVYMが中小型株の下落に対して下げ渋っている印象です。実際はどうでしょうか。

ここ1ヶ月を見ると、マイナスは3商品。特にVXFの下げが5%を超えています。対してVYMは2.49%高です。
  • VTI … ▲2.51%
  • IJR … ▲2.39%
  • VXF … ▲5.74%
  • VYM … 2.49%

それが3ヶ月になると、マイナスは2商品。VYMは10.09%高です。
  • IJR … ▲0.05%
  • VXF … ▲8.18%
  • VYM … 10.09%

VXFはここ3ヶ月の下落で含み益10%超から、買値をまたいで前後するまで下落しています。VYMは体感通りの底堅さを見せています。組入れ上位5銘柄とその割合です。
  1. JOHNSON & JOHNSON ORD … 3.90%
  2. JPMORGAN CHASE ORD … 3.54%
  3. PROCTER & GAMBLE ORD … 2.84%
  4. BANK OF AMERICA ORD … 2.08%
  5. INTEL ORD … 2.07%

保有するETFのここ3ヶ月の値動きを見ると、上がるものもあれば下がるもののあり、上手く分散投資が効いているのが分かります。このまま定期つみたてを続けます。

広がるテレワーク格差。会社のなかでも部署によってまちまち


こんにちは。ひとりです。

「時間が解決してくれる」とは都合のよい言葉で、例えば「人の噂も七十五日」、季節が過ぎるころには人の噂も忘れさられます。

時間が解決してくれるとは、自分はこれといって何もしないが、人が忘れてくれるのを待つ、または人がやってくれる(解決してくれる)のを待つと言い換えてもよいでしょう。

新型コロナウイルスの感染は日本で、時間の経過とともに拡大しています。こればかりは時間が解決してくれるとはならなかったようで、テレワークに1年経った今、ようやく取り組もうとする中小企業は私の周囲に多いです。

どうせ季節をまたげば収束するだろうと感染当初に高をくくっていたつけが回ってきたというわけです。また会社のなかでも部署によってテレワーク格差が広がっているようです。

テレワークはあくまで一時しのぎで、感染が収束した場合はテレワークを縮小する姿が容易に想像できます。