2018年10月11日木曜日

銘柄研究/手術用器具を製造するマニー(7730)


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価が急落した今日、新規に買い付けた銘柄があります。手術用器具を製造するマニー(MANI,INC.)です。

私は短期、長期と銘柄の保有期間にこだわりはありません。株価が想定したよりも上がれば、購入した当日でも売却しますし、一方で想定よりも下がれば、買い増しを繰り返しながら長期保有もいといません。保有期間は結果でしかありません。

ただし、手を出すにあたっては長期勝負になっても構わないように、その銘柄をきちんと調べるようにしています。


品質が高く、海外医療関係者からの強い引き合いも


マニーの買付単価、単元は差し控えますが、事業内容や業績を考慮した上の購入です。年初来高値(5590円)を9月末に更新してからここまで、株価は下落基調です。そこにきて今日の急落で、株価は高値から13%近く下落しています。(今日の終値、4880円)

マニーは今日の引け後に、18年8月期の決算を発表しています。それによると、純利益は13.7%増の37億円です。また業績の好調を示すように、今期の年間配当は60円です。(前期比 18円 増)

  • 純利益 37億円(前期比13.7% 増)
  • 売上高 201億円(同 17.1% 増)
  • 経常利益 52億円(同 12.9% 増)
  • 営業利益 50億円(同 19.2% 増)

新興国市場の売上増加が好業績につながっています。セグメント別では、縫合針関連の増収が30%増と際立ち、欧州、アジア地域での売上が好調です。

マニーの製品は品質が高く、海外の医療関係者から強い引き合いがあります。医療器具の需要は、経済変動の影響を受けにくい分野でもあります。

私は医療分野に従事するわけではなく、株式投資を始めるまではマニーは知らない企業でした。知らない分野にも株式投資を通じて興味が持てる。きれいごとではなく、株式投資を始めて良かったことの1つです。


※ 追記(2018/10/12)

マニーを売却しました。
マニーは今日、昨日の終値(4880円)比で 9.43%上昇しました。私が想定していた上げ幅に達しましたので売却です。
持ち続けていると、もっと上がるかも知れませんが、下がるかも知れません。そこまではどうにも想定できませんので、利益がのっているうちに売却です。

2018/10/12 16:10
ヤマトホールディングス、空飛ぶトラックの実用化も間近か
日経平均株価の終値は12日、前日比103円80銭(0.46%)高の2万2694円66銭でした。昨日の急落時に新たに購入した2銘柄を本日、売却しました。そのうちの1銘柄は、昨日紹介したマニー(7730)です。

NISA初年度の非課税期間が終了。5年間の投資効果を実感


こんにちは。ひとりです。

2014年1月に始まったNISA(ニーサ、少額投資非課税制度)は2018年の年末、最初の非課税期間が終了します。

今日のような急落は過去5年間に何度あったでしょうか。年に1度や2度ではなく、それでも振り返るとNISA開始以降の市場環境はおおむね良好でした。それはNISA利用者の投資成績からも推し量れます。

NISA投資の5年 国内外の株投信で大きなリターン
日本経済新聞電子版 2018年10月10日

記事によると、国内株投信の成績が好調です。国内株投信の元本を例えば300万円とした場合、その利益は元本の1.4倍、約420万円になる計算です。

あくまで机上の計算であって、いつ投資を始めたかにも大きく影響します。


5年以上の積立投資では損をすることが少ない


何れにせよ、5年以上の積立投資では損をすることが少ないようです。ましてや今日のような株価の急落で、世界同時株安と騒ぎ立てる必要もありません。

ちなみに私はNISAを開始当初から利用しています。NISA口座の確定損益は 6.33%です。先の投資信託の成績には到底及ばないですね。

目先の利益にとらわれずに長期間に渡って積み立てることが効果的だと、5年経って実感しました。

年初から始めた投資信託はちなみに、-9%と散々な結果です。これもコツコツと続けた方が良いのでしょうが……。

前日比 -3.71%。株価急落でも、銘柄選定の基準は変わらず


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は11日、前日比915円18銭(3.89%)安の2万2590円86銭でした。私の持ち株の損益比率は、前日比 -3.71%です。日経平均株価の下落具合とほぼ同じです。

日経平均株価の終値は11日、前日比915円18銭(3.89%)安の2万2590円86銭でした。
2017年10月 ~ 2018年10月

下げ幅は一時1000円を超えて、節目の2万2500円を割り込む場面も見られました。同様の値を付けた日を上の年間チャートで見ると、2月の頭がそうでしょうか。


市場が不安定でも、銘柄選定の基準は変わらず


2月の頭と同様に荒れ相場は1ヶ月ほど続くとの声がありますが、私は今日の下落の場面で持ち株の買い増しを含めて、新規に2銘柄を購入しました。今年の利益目標は確定しているので、市場の回復を気長に待ちます。

新規購入の1銘柄は、今日の引け後に決算発表を予定していました。業績の良し悪しに関わらず今日のような相場では値を下げてしまいますが、そこが狙い場です。

発表された決算を確認すると予想通り、増益、増配です。市場が不安定でも、銘柄選定の基準は変わりません。

株安は米国からアジア全体に広がっていますが、今回の下落も例に漏れず、米国株の底値からの持ち直しは他国よりも早そうです。

今月末は米国ETFの定期買い増しを予定しています。

東証1部の9割超が下落。ここでどう動くかが投資経験の差


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価が前日比 -3.89%と大きく下げています。

2018年10月4日~11日 前場まで

前場の終値は、前日比914円94銭安の2万2591円10銭です。私の持ち株も大きく下げており、前場の終値で前日比 -3.31%です。

東証1部の9割超が業績の良し悪しに関係なく下落しています。ここでどう動くかが投資経験の差でしょうか。

私は持ち株の買い増しに加えて、新たに2銘柄を購入しました。そのうちの1銘柄は今日、決算発表を控えているものです。

2018年10月10日水曜日

日経平均、4日間で800円の下落。過熱感は解消されたか


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は10日、前日比36円65銭(0.16%)高の2万3506円04銭でした。

日経平均株価の終値は10日、前日比36円65銭(0.16%)高の2万3506円04銭でした。

5営業日ぶりの反発です。日経平均株価は、先週末から連休を挟んだ昨日までの4日間で800円ほど下落しています。前場終わりには下落に転じる場面がありましたが、後場からの値動きを見ると短期的な過熱感を警戒する買い控えも解消され始めたと見えます。

一方で米中の貿易摩擦は懸念の1つで、トランプ米大統領が9日、改めて中国を牽制しています。中国が、米国が9月に発動した制裁関税に報復した場合、全ての輸入品に追加関税を課す旨を述べています。

こうなると、中国関連銘柄を遠ざけるのが資産を守るためにも当たり前になってしまいます。ただ生産拠点を始め、中国と関わりを持たない企業を探すほうが難しくもありますが。

私の持ち株の評価損益比率は、前日比 0.43%です。新たに今日、1銘柄を購入しました。これで持ち株は4銘柄となります。

業種と割合です。
  • サービス 40%
  • 電気機械 38%
  • その他金融 11%
  • 情報・通信 11%

1ヶ月前の9月10日と現在の持ち株を比較すると、残っている銘柄は1つのみです。市場環境を見て、内需関連株を中心に持ち株を組み替えました。ただ持ち続けることにこだわりはなく、利益が上がれば短期売買もいといません。