2021年2月14日日曜日

S&P500、NASDAQ100連動ETF。貸株金利で経費を相殺


こんばんは。ひとりです。

NASDAQ100指数に連動するETFが2月25日、日本市場に上場します。

  • MAXISナスダック100上場投信(銘柄コード 2631)

気になる信託報酬は税込みで0.22%以内。信託報酬を貸株金利で相殺することで、経費をさらに抑えるという考え方ができます。同ETFの貸株金利が例えば0.1%なら、その金利を受け取ることで0.12%以内(= 0.22 – 0.1)になります。そうすると、米国ETFインベスコQQQの経費0.20%と比較しても引けを取りません。米国ETFの貸株金利でQQQの信託報酬を同じように相殺しようとしても、金利が大抵0.01%と国内より低いためそれも叶いません。

私は、保有するMAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)やMAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)では既に貸株金利で信託報酬を相殺する方法を利用しています。

  • MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(2558)
  • MAXIS全世界株式(オール・カントリー)上場投信(2559)

貸株金利と信託報酬は両商品共に同じで、0.1%と0.0858%です。貸株金利のほうが信託報酬を上回っています。 

2021年2月11日木曜日

Zoomハプニング。今まで見てきたのはあの人の一面だけ


こんばんは。ひとりです。

新型コロナウイルスの感染対策として自宅勤務が推奨されています。自宅で働くことに慣れていない人や家族の間には戸惑いもあるでしょう。

その一方で隙きがなく、話しかけにくいと思われていた人がふと見せる緩みが自宅勤務だからこそ見えることもあります。そんな場面を目の当たりにすると、今まで見てきたその人は、あくまでその人の一面に過ぎないのだと実感します。

海外でもZoomを使ったビデオ会議、取材中のハプニングが紹介されています。

リモート裁判で「猫フィルター」外れず、そのまま続行 米テキサス州(2021年2月10日)
 

米テキサス州プレシディオ郡のロッド・ポントン検事は、Zoomを使った裁判のリモート審理で、自分の顔に猫のフィルターがかかっていることに気付いた。 
アシスタントが問題を解決しようとしたが、状況は改善しなかった。ポントン郡検察官は仕方なく、「私は着席していますし、猫でもありません」と判事に訴えた。 
この出来事について、審理を担当したロイ・ファーガソン判事は、「この困難な時期にあっても、依頼人の代表を務めようとする法曹界の努力」を示すものだったとツイートした。


BBC出演中に子どもが乱入 ニュースキャスターと会話(2020年7月2日)
 

BBCのニュース番組に自宅から出演したクレア・ウェナム博士が、地域的なロックダウン(都市封鎖)について説明している最中、娘のスカーレットちゃんが乱入してきた。 
ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスで世界衛生政策の准教授を務めるウェナム博士はその後BBCに対し、最近、医学誌に寄稿した内容とこの出来事がそっくりだったと説明。 
寄稿では、新型ウイルス流行を受けたロックダウンによって仕事と私生活が衝突することで、ジェンダーの平等が促進されるのではないかと書いたという。 
しかし、まさか自分にそうしたことが起きるとは思っていなかったとウェナム博士は語った。


「ロホ、しっぽを下げなさい」 英議会のビデオ会議中に……(2020年7月16日)
 

英スコットランド国民党(SNP)のジョン・ニコルソン議員は、議会のデジタル・文化・メディア・スポーツ委員会のビデオ会議で、子供向けテレビ番組への字幕導入について質問していた。 
そこに飼い猫のロホがしっぽだけ登場。会議は笑いに包まれた。

2021年2月9日火曜日

NISAで米国ETFつみたて運用。2020年ものIJRは39%高に


こんばんは。ひとりです。

私はNISA口座で米国ETFを運用しています。2019年1月からつみたて投資を始めて3年目、今年からVXFを追加して合計3商品を保有しています。

2021/02/09

米国市場の株高のおかげでいずれもプラス圏で推移しています。中でも調子が良いのはIJRの2020年もの。評価損益率は39.82%(2021/02/09時点)です。急落した際につみたて投資を継続したことが、今日の評価損益率をもたらしています。少額つみたて投資のため、評価損益率の印象ほど評価損益額が大きくないのが残念ではありますが。

VXFも6.82%と好調です。ビットコイン決済に期待する向きからか、組入上位のスクエア(Square, Inc.)は前日比8.15%高となっています。

2021年2月7日日曜日

税務署に申告する所得税とは何か。税金読本に詳しい説明が


こんばんは。ひとりです。

税務署にこの時期、申告するのが所得税です。では所得税とは何でしょうか。

「2020年度版 投資家のための税金読本(大和総研 編著)」が発行されています。そのなかに所得税の基本を紹介するページがあり、抜粋したページが読めます。


所得税は「個人の1年間の所得」に対して課される税金のことです。給与のほか、金融商品の利子や配当、退職手当など様々な所得に課税されます。具体的には1年間の全ての所得から所得控除を差し引いた金額に税率が適用されます。税率は5%〜45%まで段階的に分かれており、所得が大きくなるに従って高くなる累進課税です。

所得控除でまず思い浮かべるのがiDeCo(イデコ)です。iDeCoへの加入を促す銀行、証券各社の誘い文句に「掛け金が全額所得控除される」とたびたび登場するあれです。この所得控除の金額が大きくなれば払う所得税が少なくなり、だからiDeCoはお得という流れです。

払う金額にばかり目が行きますが、所得税は歳入のどの程度を占めているのでしょうか。

  • 所得税 … 17.5%
  • 法人税 … 8.4%
  • 消費税 … 19.0%
  • 公債金 … 40.9%
  • その他 … 14.1%

2021年度予算案の一般会計歳入は、全体の17.5%にあたる18兆6670億円が所得税です。法人税8.4%(8兆9970億円)の2倍以上となっています。(四捨五入の関係で合計100にはなりません)

所得税の類は自身の損得に関わる知識であり、不思議と頭に入りやすいです。株式投資を始めなければ恐らく、興味のかけらも持たなかった分野です。

ちなみに同誌には確定申告の仕組みも紹介されています。

  • 確定申告の必要な人、確定申告ができる人
  • サラリーマンと確定申告
  • 損失の申告
  • 所得税の納付

2021年2月6日土曜日

配当・譲渡益への課税軽減。所得税と住民税で異なる課税方式


こんばんは。ひとりです。

令和2年分の確定申告(還付申告)を終えました。次は市区町村への住民税の申告です。税務署への申告は所得税で、私はそれとは別に住民税も行います。住民税の申告は誰もが行う必要はありませんが、ひと手間で課税軽減につながるとあれば申告しない理由はありません。

個人投資家は、所得税と住民税で異なる課税方式が選択できます。所得税は総合課税に、住民税は申告不要というようにです。異なる課税方式を選択するのは、上場株式等の配当や譲渡益に対する税負担(または社会保険料負担)を抑えられる場合があるからです。

ただ、所得税と住民税で異なる課税方式を選択するためには税務署への所得税の確定申告とは別に、市区町村への住民税の申告を行う必要があります。そんなことは誰も教えてくれず、知らない人、または面倒がる人が少なくありません。そのためかあまり普及していないようです。

大和総研グループの税制改正レポートに詳細がありますので、興味のある方はご覧ください。



税制は更新されることが多く、私はその内容とともに、改正レポートの発信年月日も合わせて確認するようにしています。

市区町村への住民税の申告はまだ、税務署のようにe-Taxで完了とはいかないようです。