2020年3月14日土曜日

冷に 苦に 煩に 閑に耐え 競わず 争わず 以て 大事を成すべし


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価は週間で3,318円安となりました。どうにも身動きが取れません。資産運用セミナーの広告が毎日のように、新聞の下段に掲載されていたのが懐かしいです。

営利目的の民間会社が主催する、あの類のセミナーに参加する人は、投資知識は浅いが投資に興味のある人たちばかり。つまりセミナー主催者にとっては“かも”ということです。

参加者が投資で儲けようが損失を被ろうが、最後は自己責任。セミナー参加費用さえ払ってくれれば関係ありません。

「老後資金が2000万円足りない」で流行になった資産運用。その流行りに乗ったのは良いが、資産運用の現実を目の当たりにし、結果はこの通り。

ここで改めて奮起するか、このまま退場するか、今後の人生設計に、まさに老後資金に大きく影響します。

古い新聞を読み返していると、こんな言葉が。投資家に宛てた言葉ではありませんが、この市場環境下で心に残ります。

冷に耐え
苦に耐え
煩に耐え
閑に耐え
競わず 争わず
以て 大事を成すべし

これに当てはめると今は、「苦」に耐えているところでしょうか。

持ち株の現在の評価損益率です。

2020/03/14

2020年3月13日金曜日

ETFのバンガードから、新型コロナ感染症に関するメッセージ


こんばんは。ひとりです。

人は先行きが不明な時、自分だけでは判断できない時に情報を求めます。その情報には3種類あり、1つは現状を切り抜けるためのもの、1つは向かう先を照らし出すもの、そして最後は希望をもたらすものです。

  • 現状を切り抜けるためのもの
  • 向かう先を照らし出すもの
  • 希望をもたらすもの

ただ世間に溢れる情報には正確なものとそうでないもの、また自分にとって有益なものと役に立たないものがあります。

ここでも自身で正しいもの、有益なものをより分け判断する必要があります。誰しもがその判断をできるわけでなく、また自身で判断することを端から放棄する人もいます。それが昨今のトイレットペーパーの買い“溜め”、店頭からの欠品まがいにつながっています。


株式市場に参加する人が今求めている情報は


株式市場に参加する人が今求めている情報は何か。冒頭の話に照らし合わせると、1つは損失を抱えた現状を、またはその心情をどう整理すれば良いかということ、1つは何をすれば(例えば売買、保持など)良いかということ、そして最後はいつまで耐えれば良いか、上昇はいつかということです。

  • 損失を抱えた現状を、またはその心情をどう整理すれば良いかということ
  • 何をすれば(例えば売買、保持など)良いかということ
  • いつまで耐えれば良いか、上昇はいつかということ

もちろん正確な、誰しもに共通する有益な情報を私は持ち合わせていません。私自身も情報を探し、寄り分け、実践して、を繰り返しています。

このブログにはそんな私の“あがき”を記録しています。

例えば、今日も“あがき”ながら情報を模索していると、バンガードCEOからの、新型コロナウイルス感染症に関してのメッセージ動画に行き着きました。

バンガードCEOからのメッセージ:
新型コロナウイルス感染症に関して
現在、新型コロナウイルスの感染拡大への防備と対応で、世界は非常に厳しい状況に置かれています。バンガードでは投資家の皆さまに、市場の変動にかかわらず常に「航路を守る」こと、投資のコントロール可能な部分に焦点を当てることを助言しています。

・A message from Vanguard's CEO on the coronavirus
 ※ 字幕で日本語を選択できます



このメッセージから私は、何をすれば、もしくはしないことが良いかが判断できます。もちろん誰しもに役に立つ情報はありません。最後の判断を下すのは自分自身ですから。

私のNISA口座。今年1月末に投資した米国ETFは、23.1%安に


こんにちは。ひとりです。

日経平均株価の終値は13日、前日比1128円58銭(6.08%)安の1万7431円05銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、同比7.18%安です。

連日3%〜7%前後の下げを繰り返しています。これまでの下げ率は40%を超えます。ある銘柄はとうに50%を超えました。まさに買値の半額になっています。とんでもないことです。

ただこれが底値とは到底思えず、先の50%下落中の銘柄に関しては後20%ほど下落しそうな勢いです。つまり-70%ということです。金額で例えると、300万円が90万円になるということです。

この下げの勢いは日本銘柄だけではなく、保有する米国ETFにも及びます。特定口座の評価損益比率は、-22.05%。また米国ETFへの投資を主とするNISA口座の評価損益比率は-16.48%です。

米国ETF(特定口座)の投資成績は-22%に

急落前の今年1月末に投資したものに限ると、損益比率は-23.1%です。

NISA口座の米国ETFは-16%超に。今年投資分に限ると-23%

米国ETFの投資成績
・特定口座
 -22.05%

・NISA口座
 -16.48%
 ※ 今年1月に投資したものに限ると-23.1%

生かせるのは、自身の経験のみ。今回の急暴続落を直視せよ


こんにちは。ひとりです。

株式市場の昨今の状況を留めておこうと、持ち株の評価損益比率を連日記録しています。個別銘柄の値動きも記録していますが、ここでの公表は控えます。

前場終わり時、引けは -40.74%に(2020/03/13)

前場終わりの評価損益比率は-41.94%、持ち株の下げ率を牽引する銘柄は、とうに50%を下回っています。

この状況下にあって、塩漬け覚悟で値動きの確認を放棄した人がネット上には現れています。

そんな中にあって、私はこの急落・暴落・続落の現状を直視して記録しておきたいと考えています。


今後に生かせるのは、自身の経験のみ


○○ショック時には毎度、リーマンショック時の暴落がいかようなものだったか、比較するように新聞紙面、ニュースで語られます。

ただリーマンショック時に市場に参加していなかった私にとっては、それは単なる情報に留まり、目先の投資資金回転率を重視した売買に走り、買付余力を確保することの大切さを侮っていました。

人は他人の経験からは学べません。やはり自分が経験しての学びです。今後に生かせるのは、自身の経験のみ。それを今回の下落で改めて感じます。

昨年末に2商品を損切りしました。チャートの赤丸が損切り時点です。損切り後に上昇する場面もありましたが、今思うと英断です。

・SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(年2回決算型)

2019年10月末に損切り

・積水ハウス・リート投資法人

2019年11月上旬に損切り


※ 追記(2020/03/13)

経済チャンネル・日経CNBCを観ています。その番組の1つに出演する直居敦(なおい・あつし)アンカーのnoteを最近知り、直近の新型コロナウイルス関連の記事を含めて過去の記事を読み返しています。

・直居敦(なおい・あつし)|note

負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事


こんにちは。ひとりです。

ある銘柄は50%を下回り、持ち株の評価損益比率は-40%になりました。ここまでくると人との成績比較や、どれだけ安く買うかという次元ではなく、いかに含み損に耐えるかになります。

投資家に向けたメッセージとして巷で話題の一曲です。冒頭の歌詞がまるで投資家の心境に寄り添うようです。

負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事 
駄目になりそうな時 それが一番大事 
負けない事・投げ出さない事・逃げ出さない事・信じ抜く事 
涙見せてもいいよ それを忘れなければ

・Google検索「それが大事」