2020年2月3日月曜日

前週末比1.5%超の上昇も、先週からの下げ幅回復までは遠く


こんばんは。ひとりです。

マクドナルドで平日の15時を過ごしていると、様々な場面が見えます。

営業の合間に立ち寄ったスーツ姿の男性が、ノートパソコンのカメラを通じて社内にいるチームとネット会議をしたり、79歳の男性が保険外交員の30歳後半の女性と向き合いテーブルに契約書類を広げて判子を押していたり。

日経平均株価の終値は3日、前週末比233円24銭(1.01%)安の2万2971円94銭でした。私の持ち株の評価損益比率は同比、0.33%安です。

朝方には400円超まで日経平均株価は下げ幅を広げましたが、大引けに向けてその値を戻しています。

私の持ち株の1つは、前週末比1.5%超の上昇ですが、先週からの下げ幅を取り戻すには時間がかかりそうです。

2020年2月2日日曜日

感染拡大。卒業旅行やバチェロレッテパーティーもキャンセル


こんばんは。ひとりです。

新型肺炎の影響が日常生活にも見え始めました。外出時にはマスクの着用が当たり前になり、建物の受付や入り口、手洗い場には消毒液の容器が置かれています。

こんな状況で注目される銘柄といえばなんでしょうか。そんな連想ゲームから投資対象を探り当てるのも面白いです。

マスクや消毒液などを製造する企業の株価は既に、日本人の感染が公表されてから拍車がかかったように連日のストップ高です。

感染拡大がいつ終息するか分からない中で、予定していた旅行をキャンセルする人が増えるのも想像できます。

また今度と別の候補日を挙げられるならまだしも、卒業旅行や“バチェロレッテパーティー”代わりの旅行となるとそうはいきません。

バチェロレッテパーティーは、未婚女性が独身最後の夜を友人らと楽しむパーティーを指しますが、近年では旅行に変わりつつあります。

バチェロレッテは独身女性を意味し、米国では結婚式前夜に友人とレストランに出かけたり、自宅でパーティーを開いたりして祝うことが習慣のようです。

ただ新型肺炎の拡大が続く現在、長時間同じ空間に留まる乗り物や、大勢の人が集まる場はできるだけ避けたいものです。

2020年2月1日土曜日

新型肺炎リスクにも通用するか。相場格言、有事は買い向かえ


こんばんは。ひとりです。

新型肺炎の拡大が続き、治療法は見つかっていません。

日経平均株価はこの1ヶ月間で451円44銭(1.9%)安です。2万3000円を約3ヶ月振りに下回る場面があった中で、私の持ち株の評価損益比率は昨年末比、-5.77%です。


感染症リスクにも通用する、有事は買い向かえ


持ち株の下落理由が全て新型肺炎のせいではありませんが、感染症リスクで連れ安した銘柄があるのも事実です。

米中貿易摩擦、自然災害などで引き合いに出される相場格言に「有事は買い向かえ」があります。

今回の新型肺炎騒ぎで世界市場が潰れるわけではありません。経済活動は停滞するでしょうが、それも一時的。いずれ市場の回復が予想できます。

ではその回復の期はいつになるのでしょうか。


感染拡大が深刻化した後の株価の騰落率は


2003年のSARS(サーズ、重症急性呼吸器症候群)、鳥インフルエンザ、デング熱、エボラ熱など、世界の株価は1980年代以降の感染症拡大の局面の平均で、1ヶ月後には0.4%高とほぼ横ばいに、3ヶ月後には3.1%高、半年後には8.5%高になったといいます。株価は先のSARSの場合、半年で2割上昇しています。※米ネット証券チャールズ・シュワブ

SARS感染拡大後の株価騰落率
  • 1ヶ月後 … 8.6%
  • 3ヶ月後 … 16.4%
  • 半年後 … 21.5%

つまり過去の経験値に従うなら、有事は買い向かえです。

私の積読本棚に感染症を扱った本があります。


2006年に購入したもので、SARSの拡大も納まり、もっというと忘れ去られたころでしょうか。


この機会に読み終えました。

  • 第一章 … 病原体の伝播経路を知る
  • 第二章 … 清潔化の歴史
  • 第三章 … 清潔社会で起こる感染症
  • 第四章 … 世界のなかの感染症
  • 第五章 … 新型インフルエンザ
  • 第六章 … エイズ/性感染症

本は買った時が読み時です。それを逃すと、何年も本棚に積んだままになります。

2020年1月31日金曜日

ソフトバンクやファストリも。経営者の交代が事業リスクに


こんばんは。ひとりです。

日経平均株価の終値は31日、前日比227円43銭(0.99%)高の2万3205円18銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、同比0.68%高です。

持ち株の値は上下に振れ幅が大きい1週間でした。振り返ると、投資額の4%弱が下落しました。新型肺炎の影響もあるでしょうが、決算を受けての下落です。

業績堅調の銘柄でも株価が上昇したのは決算発表の翌日のみで、翌々日にはその上昇以上の下落に見舞われました。昨今の市場にあって、銘柄を中長期に保有することの危うさを改めて実感しました。決算時期の投資は、投機寄りです。

上がれば利益確定。これが鉄則です。ただどこまでの上昇で納得、決断するかです。まだ上がると欲張った結果が今回です。


名物経営者の交代も「事業等のリスク」に


「事業等のリスク」は、有価証券報告書で開示が義務付けられています。記載が多いのは、景気や為替の変動、自然災害等で業績が悪化する恐れです。今回の新型肺炎もその1つでしょうか。

加えて昨今では、人手不足や高齢化がもたらすリスクの記載も増えています。ただそのリスクへの言及は、想定できるものの1割に留まっています(日経新聞、2020年1月23日朝刊)。

また興味深いのが経営者の交代をリスクに挙げている企業です。ソフトバンクグループでは「孫正義会長兼社長に不測の事態が発生した場合、グループの事業展開に支障が生じる」とあります。

他にはファーストリテイリングの柳井正会長兼社長、イオンの岡田元也社長らが交代リスクに挙げられます。楽天や、ほぼ日もそうでしょうか。

雇われ社員ならば、その人にしかできない仕事はありませんし、そんな仕事の仕方をしようものならば、昨今の生産性の面からも良しとされません。

ただ社長ともなるとそうは言っていられません。大企業といわれる会社ですらこれなのですから、巷の中小企業なら、社長に「不測の事態」が発生すればどうにも仕様がないのは明らかです。

2020年1月28日火曜日

貸株金利は0.4%。年始上場ETF、MAXIS 米国株式 S&P500


こんばんは。ひとりです。

私はSBI証券を利用しています。そのサービスの1つに貸株があります。保有する株式を証券会社に貸し出すと、貸株金利(0.1%〜)を得ることができます。

ただし銀行預金とは異なりますので、貸株の仕組みや制度を理解した上での利用が必須です。

受け取れる金利は時価に連動するため日々変動しますが、私は1日に40円前後の貸株金利を受け取っています。ひと月が30日の場合、約1,200円になります。年間だと14,400円です。

  • 貸株数量 × 当該銘柄の時価 × 貸株料率 ÷ 365

その貸株金利は、個別銘柄だけでなくETF(上場投資信託)でも受け取れます。例えば今年始めに上場した下記の商品も貸株対象の1つです。

  • MAXIS米国株式(S&P500)上場投信(銘柄コード2558)

S&P500指数に連動するETFなら、既に東京証券取引所に上場しているSPDR S&P 500 ETF(銘柄コード1557)が思い浮かびます。

MAXIS米国株式は新商品のため流動性に課題があるものの、その信託報酬(手数料)は0.0858%(税込み)と、1557の0.0945%よりも低いです。

また貸株金利は0.4%と、個別銘柄の大半(3,000~3,800銘柄程度)が0.1%にとどまる中で、保有期間が長くなるほど差が広がります。

また分配金は年2回。6月、12月の各8日に実施されます。

・MAXIS米国株式(S&P500)上場投信 | MAXIS


※ 追記(2020/02/16)

最新の貸株金利を確認すると、0.1%に更新されています。