2019年10月28日月曜日
10月末の配当獲得を目的に、銘柄を新規購入、買い増しを実施
こんばんは。ひとりです。
日経平均株価の終値は28日、前週末比67円46銭(0.30%)高の2万2867円27銭でした。私の持ち株の評価損益比率は、同比 1.06%安です。
10月末の配当権獲得を目的にして今日、対象銘柄を購入、買い増しを行いました。配当後には値下がりが予想できますが、いずれも長期で保有できる銘柄ばかりです。
権利獲得後に譲渡益が得られるようなら売却も考えられますが、複数年保有することで株主優待が向上するものもあります。
個人投資家の長期保有を目的にしてか、同様の仕組みに切り替える銘柄がここ数年で増えたように思います。
2019年10月27日日曜日
お小遣いに定率性を。子どもの金融知識を向上させるために
こんばんは。ひとりです。
「小学生からの投資教育」と題した記事が27日、日経ヴェリタスの最新号に掲載されています。
諸外国と比較しても低い日本人の金融リテラシーの底上げを狙って、証券会社や取引所がこぞって小学生向けの出前授業を開催している様子があります。
教師自身の金融リテラシーの有無が問われるなかで、証券会社や取引所の専門職員が行う授業は魅力的です。
もちろん私が小学生の頃にはこのような取り組みはなく、羨ましい限りです。ただ専門家の派遣はきっかけに過ぎず、興味をもった学生の、その先の学び支援もあれば最適です。
学校での取り組みが進むなかで、家庭での金融教育はというと……。保護者の職業、金融リテラシーの影響を子どもが直に受ける、金融教育の格差の広がりが容易に想像できます。
子どもの小遣いに定率性を取り入れてみると
家庭でお金を話題にするとなると、一番手っ取り早いのが親の収入と子どもの小遣い、また子どもが社会人になるまでに必要な教育資金でしょうか。もう一つ加えるなら、子どもが社会人になってから稼げる額についても大切です。
ここではそのなかで子どもの小遣いについて取り上げます。
子どもの小遣いは毎月、いくら渡すのが適当か。もしくは毎月渡すのではなく、必要なときだけにするのか。私は毎月渡すのが良いと思います。ただ毎月定額の小遣いではなく、子どもが保有する貯金のなかの2%もしくは3%と、定率で渡す方法です。
具体的には、子どもの専用口座をネット銀行で開設します。この口座には子どもが得たお金だけを預けます。例えばお年玉や親から与える毎月振り込む小遣いです。
ここに振り込んだ小遣いは、全額を子どもに渡すとある分全てを使ってしまう恐れがあるため、使っても良い分だけを別に手渡しで子どもに与えます。
では具体的な小遣いについて。
例えば小学生の高学年。年始のお年玉に25,000円をもらったとします。これはもちろん専用の銀行口座に預け入れます。さらに毎月1,000円の小遣いを親が銀行口座に振り込むとします。
1月は26,000円が銀行口座に預けられています。ここから子どもに渡す小遣いを引き落とします。ここで定率引き落としです。
- 保有額26,000円 × 2% = 520円
2月の銀行口座の残高は26,480円です。銀行の残高に、親からの小遣い1,000円を足したものです。
- 保有額26,480円 × 2% = 530円(小数点四捨五入)
この計算でいくと年間の小遣いは、6,833円になります。親から銀行口座に振り込む小遣い12,000円(1,000 × 12ヶ月)から差し引いても5,167円の貯金ができます。

時間が経つほど、学年、年齢が上がるほど銀行の保有額が増えるため、同じ定率をかけ合わせても小遣いが増える仕組みです。
人はだんだん良くなる方を好みます(上昇選好)。それは年齢を問わず同じです。微額ですが毎月小遣いが増えていくことを嫌がる子どもはいません。
もちろん子どもには最初に仕組みを説明して、納得させることが必要です。これも金融リテラシーの一つです。
ただ銀行残高が49,000円で毎月親から振り込まれる小遣いが1,000円のままだと、小遣いの上昇選好効果が得られません。子どもが受け取る小遣いが毎月、1,000円のまま固定されてしまうからです。

さらに銀行残高が50,000円以上になると、子どもが受け取る小遣いが毎月減っていく格好になります。

もちろんお年玉や臨時収入があれば銀行口座の残高が増えるため、得られる小遣いの額は年々増えますが、その年内の増減額、1月と12月を比較すると減る格好です。
そこは子どもの年齢に合わせて親から毎月銀行に振り込む小遣いの額を、例えば1,500円に増やすことで解消できます。

子どもの小遣いを話題にしましたが、結婚後の夫や妻の小遣い制度にも定率引き落としが利用できるかも知れません。
掴んだ客は離さない。ダスキンがHACCP(ハサップ)導入支援
こんにちは。ひとりです。
中小企業のHACCP(ハサップ)導入を、ダスキンが支援するようです。HACCPとは衛生管理の国際基準で、飲食店を始め、食料品を扱う事業者では来年2020年6月からこの基準に沿った衛生管理が義務化されます。
事業者の規模は考慮されず、そのため中小規模の対応が遅れているのが現状です。何から始めれば良いか分からない、設備投資や専用人員の追加など費用がかかるのか、そもそもHACCPの導入が義務化されるのを知らないといった事業者が少なくないようです。
ダスキンではHACCP担当者を180人に倍増させて、中小規模の事業者への導入を後押しします。清掃サービスを含めて月額16,000円からとなっています。
清掃サービスを含めてというところにダスキンらしさがあります。一度掴んだ顧客は離さない、離れさせないという狙いが透けて見えます。買い切りのサービスではなく、ダスキンに毎月キャッシュが入ってくるところが肝心です。これも定額課金型サービス、サブスクリプションサービスでしょうか。
2019年10月26日土曜日
セゾン投信とバンガード共催のセミナー。“再放送”にがっかり
こんばんは。ひとりです。
投資セミナーに参加しました。セゾン投信株式会社とバンガード・インベストメンツ・ジャパン株式会社が共催するものです。
バンガードと今年も二人三脚でまいります!
〜ブレない! 長期投資のすゝめ〜
- バンガードとセゾン投信が伝えたい 〜長期投資のすゝめ〜
- バンガード、長期投資のすゝめ 〜変わらぬ投資哲学と不透明な市場環境を乗り切る秘訣〜
“がっかり”のセミナーが多いなかで、今回は
投資セミナーへの参加は、受講後の“がっかり”がここ最近多く、もうないかと思っていました。ただバンガード社の方の話が聞けるとあって参加しました。
受講後の“がっかり”は、例えば少し勉強して参加すれば分かるような内容を、セミナー時間を一杯に使って語られることが挙げられます。
もちろん投資未経験者、投資初心者を対象にしたものであれば仕様がありませんが、もう少し、参加者が勉強しているという前提で、セミナー内容の質を上げるのも一つかと思います。
自分で勉強を重ねるほど、セミナー内容にがっかりすることが増えるという……、そんなこんなもあって本を読んだり、ネット上のセミナー動画を観たりする方が良いと感じていました。
今回のセミナーはどうだったかというと、“がっかり”です。ただ今回のがっかりは、再放送を観ている感があったためです。
参加は不要。本やセミナー動画の学習で充分
今回のセミナーへは、米国株に関するセミナー動画のなかに、講師であるバンガード社の三上さんが登場する回があったのを思い出して、改めて見直したうえで参加しました。
またセゾン社のウェブサイトにも三上さんのセミナー動画が掲載されていたので、それも予習済みです
それらを観たうえでセミナーを聞いていると、ほぼ同じ内容でした。こんなことなら自宅で勉強していたほうが良かったかもと“がっかり”。
投資セミナーへの参加は、もうしばらくないです。JPXや日本証券業協会などが主催する投資セミナーに2017年から積極的に参加し始め、約2年間。勉強になったのは間違いありません。
一歩前進したと感じたのは、自分で考えるようになってから
今回のセミナーは、セゾン投信の話題から大きく離れないようにとの配慮があったのでしょうが、バンガード社のETFの話をもっと聞きたかったです。
まあ、バンガード社のETFで既に資産を運用しているようなら、セゾン投信の商品からは足が遠のくかもしれませんが。なにしろ私がそうですから。
一方で、セゾン投信のセミナーは、投資方針の説明と理解、会社の思いを伝えるためという意図があるので、巷の投資セミナーとは単純に比較できないかもしれません。
ただ中野社長への信仰が、参加者を見渡すと他の投資信託よりも強いように思います。肝心の商品内容を理解している人は、そのなかにどれだけいるのでしょうか。
商品を調べて、理解すればするほど、商品に組み込まれたファンドやETFに興味が向くはずです。ただ海外の商品に投資するにも手間暇や勉強が欠かせませんが。それを避けたいならば、セゾン投信のままが良いかもしれません。
私は、もっと良いものを求めて海外ETFに投資しています。また投資への満足度は、勉強して、行動して、成果が出ると上がります。それが長期投資に繋がります。私が投資で一歩前進したと感じたのは、自分で考える投資に切り替えてからです。
2019年10月24日木曜日
日経上昇に反して、買付余力が積み上がっているときこそ注意
こんにちは。ひとりです。
日経平均株価の、10月に入ってからの上昇に反して、私の買付余力は積み上がっていくばかりです。
買付余力の積み上がりは、保有する銘柄を売却したためですが、もう少し持っておけばという悔しい銘柄がある反面、あの時手放しておいて良かったという銘柄も少なくありません。
保有銘柄の含み損が、日経の上昇に合わせて徐々に減っていく様を見るのが、唯一の慰めでしょうか。
買付余力が積み上がっていくなかで注意しないといけないのが、余計な銘柄に手を出さないことです。余裕があるとつい、資金をこのまま眠らせておくのはもったいないという邪念がこみ上げます。
試しに買ってみると、買値が高値付近だったため下手な難平を繰り返し、買付余力の大半を結局つぎ込むということもありますから。もちろん私も経験済みです。
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